【レートシーズン11・関西シングルFESTA・北大阪オフ使用構築】カババシャニンフィア

2015/09/23
カババシャニンフ

なんと4ヶ月ぶりのまともな構築記事。
9月21日、22日に関西で行われた第6回関西シングルFESTA、第13回北大阪オフに参加してきました。
この構築は8月末から使い始め、カロスマーク環境では最後の構築になると思いますが
高い完成度にまとめられたと思うので公開させてもらいます。
かなりの長文になっているのでご注意ください。

続きから

~コンセプト~


初手に置いて複数回行動することができ、起点作成要員として優秀なオボンカバルドンに注目。
オボンカバルドンでステロ欠伸の展開を行い、メガシンカポケモンを死に出しして積み技を使用、
ストッパーに対してはニンフィアを後投げし、欠伸や身代りバトンから再度メガシンカポケモンを展開して
全抜きを狙うといった立ち回りを基本軸とした。

そのため、基本選出はカバルドン+ニンフィア+メガシンカポケモン(バシャーモ、ボーマンダ)となる。


~個別解説~

カバルドン 通常色

カバルドン 慎重 215(252)-132-139(4)-x-136(252)-67 オボンの実 砂起こし
ステルスロック 欠伸 吹き飛ばし 岩石封じ

ステルスロック・欠伸要員であり構築の軸の1匹。
基本的に初手に置き、ステルスロックを打ってから欠伸を連打する。
吹き飛ばしは起点回避として、岩石封じは欠伸に対して突っ張られた時に
後続のポケモンが上から殴れるようになったり、ファイアローやメガシンカしないゲンガーに対しての打点になる。
地震がない前提の立ち回りを何度もされたが、それが負けに直結したことは特になかった。
ニンフィアと同時選出する際は最低限ステロだけでも撒ければニンフィアで欠伸ループが可能なため
多くの攻撃を1発は耐えてくれるHD特化に配分した。
欠伸から入らないといけないような相手(2回行動出来ず、裏のポケモンでも対処が難しいポケモン)が居る場合には
そもそも初手に置かない方が良いので初手に置けたら迷わずステルスロック。

ダメージ計算
・補正ありC252メガリザードンYの晴れオーバーヒート→86.9%~103.2% 乱数1発 (18.8%)
・補正なしC252珠ゲッコウガの草結び→94.4%~112.5% 乱数1発 (62.5%)


ニンフィア 通常色

ニンフィア 図太い 201(244)-x-121(196)-139(68)-150-80 食べ残し フェアリースキン
身代り 欠伸 バトンタッチ ハイパーボイス

欠伸・バトン要員であり構築の軸の1匹。
バシャーモ、ボーマンダのストッパーとして出てくるクレセリア、ボルトロス、スイクンなどにある程度後出しが出来る。
欠伸は起点作成だけでなく、流し際に裏にハイパーボイスを当てるような使い方も出来る優秀な技。
身代りは欠伸ループを相手が誰かを寝かせて切ってくる場面や、スイクンの熱湯など低火力特殊に対して残して
バトンタッチや欠伸を安定行動にすることが出来る。
バトンタッチは身代りがない場面でも、後続に負担をかけずに交代できる技としても使用した。
一般的な配分は控え目HBだが、図太いでも無振りガブリアスに対して
ハイパーボイスが75%の乱数1発で、ステロ込みで考えると信頼出来る確率で落とせるCラインは確保できるため
最低限のCを確保して出来るだけBを引き上げたところちょうど11nになった。

ダメージ計算
・補正なしA振りガブリアスの地震→42.2%~50.7% 乱数2発 (2%)
・補正なし無振りガブリアスに対してのハイパーボイス→96.1%~114.7% 乱数1発 (75%)


バシャーモ 通常色

バシャーモ 意地っ張り バシャーモナイト 加速→加速
167(92)-189(252)-90-x-90-121(164) (メガシンカ前)
167(92)-233(252)-100-x-100-141(164) (メガシンカ後)
フレアドライブ 守る 剣の舞 飛び膝蹴り

この構築のエース。剣の舞を積んだ際の止まりにくさを評価して採用した。
技構成は基本の4つ。選択技になるとすれば守るだが、相手の釣り交換やスカーフアタッカーなどに対する
安定行動になるため出来るだけ切りたくない。ストーンエッジなどのサブウェポンを採用するとより止まりにくくなる。
飛び膝蹴りは外しがあったり霊を見ただけで打ちにくくなる弱さはあるが、
馬鹿力ではスイクンやカバルドンへのダメージが絶対に足りないため代用は効かない。
配分は個人的にはこれが理想だと思っている。
準速ドリュウズを抜いているだけで、一定数居るバンドリに対して出しやすい。
ポリゴン2に弱いポケモンではないためわざわざDL対策をする必要もないと考えている。
これだけのSを確保していると、メガシンカ前のゲンガーにカバルドンが封じを入れてから突破されたとしても
死に出しから、守るで択を作ることをなく上を取れる。

ダメージ計算
・補正ありHB特化スイクンに対してのA2↑飛び膝蹴り→89.8%~106.2% 乱数1発 (43.8%)
・補正ありHB特化カバルドンに対してのA2↑飛び膝蹴り→85.1%~100.4% 乱数1発 (6.3%)
・補正ありHB特化クレセリアに対してのA2↑フレアドライブ→74%~87.2% 確定2発
・補正なし無振りメガバシャーモに対してのA2↑フレアドライブ→101.2%~120% 確定1発
・補正なしH振りメガゲンガーに対してのフレアドライブ→95.2%~111.9% 乱数1発 (68.8%)


ボーマンダ 通常色

ボーマンダ 意地っ張り ボーマンダナイト 威嚇→スカイスキン
171(4)-205(252)-100-x-100-152(252) (メガシンカ前)
171(4)-216(252)-150-x-110-172(252) (メガシンカ後)
捨て身タックル 竜の舞 羽休め 地震

2枚目のエース。バシャーモのストッパーでありニンフィアの後投げもし辛い、
ファイアロー、ボーマンダ、マリルリなどを見たら選出する、という名目で採用したが、
実際には技外しなどの不安要素もなく安定して強いので
ボーマンダのストッパーが居る構築にはバシャーモを投げてそれ以外には殆どボーマンダを出していた。
地震があるだけで選出のしやすさが全く違うので全抜きを狙うなら切れない技だと思う。
恩返しでは火力が足りないので捨て身タックル。
羽休めは捨て身タックルと相性がよく、耐久に振っていなくても打つ場面は多かった。
後述するがステロ展開のみでなくサイクル戦も可能とした構築であるため羽休めの有用性は非常に高い。
配分はエースとしての性能を最大限にするためASに特化。

ダメージ計算
・補正ありHB特化スイクンに対してのA1↑捨て身タックル→75.3%~88.8% 確定2発
・補正なしH振りFCロトムに対してのA1↑捨て身タックル→71.3%~84% 確定2発
・補正ありHB特化クレセリアに対しての捨て身タックル→44.9%~52.8% 乱数2発 (22.7%)
・補正なしH振りマリルリに対しての捨て身タックル→91.7%~108.6% 乱数1発 (56.3%)


ナットレイ 通常色

ナットレイ 呑気 181(252)-120(44)-195(212)-x-136-22 ゴツゴツメット 鉄のトゲ ※S個体値0
ステルスロック 宿り木のタネ ジャイロボール パワーウィップ

補完枠その1。カバルドンが出し負けするマリルリ、ゲッコウガ、ジャローダ、キノガッサなどにそこそこ強く
ステルスロックも撒けるため第2のステロ要員としての採用。特に襷ガッサに強くあってほしいのでHBベース。
優秀な耐性でサイクル戦もこなせるため回復ソースや流しに使える宿り木の優先度は高い。
役割対象となるキノガッサへの打点にジャイロボールを採用。
ウィップの枠は選択。候補として挙がったのは地均し、爆発、タネガン、守るなどで
役割放棄になる爆発と腐りやすい守るはなし、地均しの採用理由となるヒードランには
裏が弱くないので単純に一致高打点になるウィップを採用。
北大阪オフでタネガンなら勝てた試合があり、ウィップである良さも使っていて感じなかったため
タネガンの方が合っているかもしれない。

ダメージ計算
・補正なし無振りガブリアスに対してのジャイロボール→48%~57.3% 乱数2発 (91.4%)


ミトム 通常色

ウォッシュロトム 控え目 157(252)-x-127-172(252)-128(4)-104 拘り眼鏡 浮遊 ※S個体値27
ハイドロポンプ トリック ボルトチェンジ 10万ボルト

補完枠その2。メガ2枚ともナットレイとも補完が優秀で自ら起点を作ることも出来る。
耐久系の型にしようにも持ち物を他に取られており、サイクルを回す中でも負荷をかけていきたいので
拘り眼鏡での採用...とはいったものの、自分はこのポケモンに対する理解があまりないので
実際には構築相談していた他のメンバーが使っていたから、ということで採用した。
S個体値を下げることによって無振りのクレセスイクンに下からボルトチェンジが打てる。
技は眼鏡によくある4つ、めざ氷は他の技を切って採用するほどではないと判断した。

ダメージ計算
・補正ありHD特化ファイアローに対してのハイドロポンプ→129.7%~153.5% 確定1発
・補正ありHD特化カバルドンに対してのハイドロポンプ→109.7%~129.3% 確定1発
・補正なしH振りメガゲンガーに対してのボルトチェンジ→53.8%~63.4% 確定2発


~選出パターン~

・カババシャニンフ
カバルドン ミニバシャーモ ミニニンフィア ミニ

基本選出。動かし方は個別にも書いたが、
初手カバルドンでステロ欠伸、死に出しメガシンカで積み技を使うなりして全抜きを狙い、
ストッパーが出てきたらニンフィアバックでストッパーを処理するなり欠伸で起点にするなりして再展開して勝つ。
ストッパー1枚くらいなら無視出来る制圧力があるため、殆どの構築に対して投げることが出来た。
ガブガルボルトスイクン@2の並びやクチート入りも殆どこの選出で崩せる。

・カバマンダニンフ
カバルドン ミニボーマンダ ミニニンフィア ミニ

個別にも書いたが、バシャーモに対しての強力なストッパーである相手のマンダ、アロー、マリルリを見て、
かつ相手にマンダのストッパーが居ないような時に多く選出した。ヤドラン入りの受け回し系統には基本この選出。
ターン経過だけでSが上がるバシャーモと違い、ボーマンダは積み技を使わなければいけないため
出来るだけ積んだ状態を維持して戦いたい。

・ナットバシャニンフ
ナットレイ ミニバシャーモ ミニニンフィア ミニ

カバルドンを初手に置き辛い場合に選出。
ステロだけでも撒ければニンフィアでループが可能で、またカバルドンと違って
ナットレイ自身もある程度殴り合える駒であるため簡単に切らないようにする。

・ナットマンダニンフ
ナットレイ ミニボーマンダ ミニニンフィア ミニ

上2つ参照、割愛。

・カババシャナット
カバルドン ミニバシャーモ ミニナットレイ ミニ

カバルドンを初手に置いて展開したいが、相手にキノガッサが見えた時などに
後出し出来るようにナットレイを添えた選出。
ナットレイはその耐性から擬似的にニンフィアの役割(ボルトロス、クレセリア、スイクンに対しての引き先)も
兼ねることが出来たので起点が作れない点を除けば動かし方はカババシャニンフに近い。

・カバマンダナット
カバルドン ミニボーマンダ ミニナットレイ ミニ

割愛。

・ミトムバシャナット
ミトム ミニバシャーモ ミニナットレイ ミニ

サイクル選出。ステロ展開が厳しい相手に出すが、
カバナットが両方出せないことは殆どないので選出時の思考としては
ステロ+メガ+ニンフィアで崩せない相手に対してサイクルで崩しに行く、といった感じ。
両メガに対する高火力ストッパー(具体的にはマンダマンムーなど)がそれぞれ存在する並びに対しては
ステロニンフィア展開では厳しいので少しでも後出しが効くミトムナットを含んだサイクル選出になる。
この選出があまり詰め切れず、勝率も良くなかったためより勝てるようにするならここをどうにかしたい。

・ミトムマンダナット
ミトム ミニボーマンダ ミニナットレイ ミニ

割愛。


まとめると
・ステロ(カバルドン ミニorナットレイ ミニ)+メガ(バシャーモ ミニorボーマンダ ミニ)+ニンフィア(ニンフィア ミニ)(メイン)
・ミトム(ミトム ミニ)+メガ(バシャーモ ミニorボーマンダ ミニ)+ナット(ナットレイ ミニ)(サブ)
大きく分けるとこの2通りになる。

メガシンカを通すことで勝つ構築であるため、メガなし選出は存在しない。
また、2メガ選出をする必要もないため選出パターンは以上でほぼ完結している。


選出が歪む相手の代表としてはマンダマンムーのような、
バシャーモとボーマンダのストッパーが共存しておりニンフィアでの対処が厳しい並び。
その手の構築については悩んだ結果選出を絞って無理やりステロ展開を出すか、
幅広く見ることが出来るようにサイクル選出をする。殴り負けることも多い。

それ以外の構築に対してはどちらかのメガを通す意識で大体勝てる。


~まとめ~

使用感としては五世代におけるカバドリラティに非常に近いものを感じた。
注意しなければいけない点としては欠伸絡みで択が発生すること。
ニンフィアの後攻バトンや身代りなど、出来るだけ択を有利にする材料は含まれているが
積み技を使わずとも崩せるような選出に対しては無理に起点を作って積む必要はない。

また、どちらのエースも非常に高い抜き性能を持ち簡単には止まらず、相手のストッパーも予想できるため
その対策も容易である点では扱いやすいが、引き換えに消耗が激しいためHP管理に常に気を配る必要がある。

特にバシャーモは膝透かし、外しでHPの半分を失い、フレドラの反動も辛く、2ウェポンとも接触技であるため
ゴツメのスリップダメージを避けられない。ゲンガースイクンのような並びには
舞った状態からでも択を強いられるのが難しいところ。

ボーマンダも安易に捨て身を連打せず、地震で足りる場面では地震、余裕がある場面では羽を使うなどして
先制技に縛られない状況を作るようにしたい。

それぞれのストッパーとして代表的なものが
バシャーモ:ボーマンダ、ファイアロー、ヤドラン、マリルリ、ギャラドス、
      クレセリア、スイクン、化身ボルトロス、霊獣ランドロス
ボーマンダ:パルシェン、マンムー、化身ボルトロス、FCロトム、サンダー、クレセリア

以上に挙げたポケモンを選出段階からどのように崩していくのか考えて動かす。

カバルドンが動きやすい環境であったことから、基本選出がかなり出せ、
エースに繋いだ後は上から叩くだけの構築なので運負けが少なくストレスが溜まりにくい。
試合時間も短く済むためどちらかと言うとレート向きの構築と言えるだろう。


~使用結果~

S11 シングルレート 最高/最終レート2100 160位 

S11最終

勝率はこのパーティでの正確なものが分からないため記載しないが、
プレイングの未熟さもありせいぜい6割ちょっとだと思われる。

第6回関西シングルFESTA 予選草ブロック5勝2敗で1位抜け 決勝トーナメント2回戦敗退でベスト16

第13回北大阪オフ 予選闘ブロック4勝5敗で予選落ち

第5回マユカス杯 個人4-1 チーム準優勝


~最後に~

構築のスタートから知り合いのブログ記事をいくつか参考にさせてもらっています。
また、ある程度まとまった段階から、仲の良いメンバーに声をかけて一緒に構築を回して相談させてもらっていました。
協力してくれたショコラ(@syokoractvdd)さん、初雪(@Hatsuyuki21)さん、ばっど(@badviolist)さんに
この場を借りてお礼の言葉を述べさせてもらいます。
3人の協力なしには完成出来ませんでした、どうもありがとうございました。

3人とも別で構築記事を書いてくれるとのことなので、上がり次第リンクを貼らせてもらおうと思います。

ここまで読んでくださった方、ありがとうございました。何かの参考になれば幸いです。
S12ではまた環境が変わっているようなので、それに合わせてまた新しい構築を考えていきたいです。

質問などあれば@mukurenekoにリプライ、もしくはこの記事のコメント欄にお願いします。


~参考記事~

JPNOPEN使用構築 ベスト4 カバルカ 
 オボンカバルドン

【JPNOPEN使用構築】バシャニンフランド第2回JPNOPEN使用構築
 【ORAS】ガブバシャニンフィア【第一回k-off使用構築】
 バシャニンフィア

~リンク~

・ショコラ(@syokoractvdd)さんの記事→【PCL使用構築】 カババシャニンフ

・初雪(@Hatsuyuki21)さんの記事→S11 使用構築 カバニンフメガ 最高2102

・ばっど(@badviolist)さんの記事→【第4回あめオフ使用構築】カバニンフあくび展開【ORASシングル】
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カババシャニンフの裏の変遷 | シーズン11雑感

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